常用薬が原因で歯肉肥大を招くこともあります!

Hello everyone!

This is the “New Maruko Uraraka Dentistry” in Musashikosugi.

 

みなさんは毎日薬を服用していますか?

昔と比べて、血圧の薬や糖尿の薬など様々な薬を日常的に服用している方が多くなりました。

しかし、身体の健康を守るために服用している薬が原因で歯肉が腫れることもあります。今回はそんな薬と歯肉肥大の関係性をご紹介していきます。

 

  • 薬が原因で歯肉が腫れる

薬は反対から読むと「りすく」と読めるように、リスク(副作用)が隠れています。

処方どおり正しく服用していても、副作用は起きてしまうものです。

 

歯肉肥大を引き起こすとされる薬には大きく分けて3つあります。

免疫抑制剤と高血圧治療薬と抗てんかん薬です。

免疫抑制剤ではシクロスポリン、高血圧治療薬ではニフェジピン、抗てんかん薬ではフェニトインなどが歯肉肥大を引き起こすことで知られています。

このように薬の副作用で歯肉が腫れることを薬物性歯肉増殖症と呼びます。

 

また、歯にプラークがついていて口の中が不衛生だと薬物性歯肉増殖症が起きやすくなります。

このような薬を飲んでいる場合、しっかりプラークコントロールすることが大切です。

 

今回ご紹介した3種類の薬のいずれかを服用されている方は、ぜひ歯科医院での定期的なクリーニングを受けてみて下さい。